e-Bikeで行く 軽井沢の魅力と風を感じるコース
Model Course
江戸時代には中山道18番目の宿場町があった軽井沢宿には、明治時代に入ると宣教師や政財界人、文豪が訪れるようになりました。現在、旧軽井沢銀座通りと呼ばれるその場所には沢山のお店が軒を連ねていますが、江戸から明治にかけて建てられた石碑や建物が今も残っています。e-Bikeで各所を尋ね、コース終盤には町の南側、自然豊かな地区に入り、木立の中を爽快に走るルートです。

SPOT 1
軽井沢駅

START
JR東日本(北陸新幹線)と、しなの鉄道の停車駅です。「しなの鉄道」は、かつて交通の主動脈であった地域のシンボルで、前信越本線です。
0.6㎞
SPOT 2
矢ケ崎公園・大賀ホール

軽井沢の中心にある矢ケ崎公園は地域の憩いの空間です。冬にはウィンターフェスティバルオープニングイベントで花火があがります。敷地内にある大賀ホールは、ソニー名誉会長大賀典雄氏が寄贈し建てられた大型コンサートホールです。ホール内どの席へも音が均一に届くように建物の形状を五角形として設計されました。年間を通してクラシック音楽のコンサートを多く開催しています。
約2.5㎞
SPOT 3
ショー記念礼拝堂

避暑地としての軽井沢は1886(明治19)年に、カナダ生まれの英国聖公会宣教師A.C.ショー氏が軽井沢を訪れ、美しく清らかな自然と気候に魅せられて、家族や友人に推奨したことが始まりです。ショー氏は2年後の1888(明治21)年に別荘を建て、その後宣教師や政財界人、軍人や文豪が軽井沢に別荘を持つようになりました。同年、礼拝堂も当地に初めて開かれ現在まで親しまれている軽井沢のランドマークのような存在です。敷地内には、ショー氏が初めて建てた別荘も復元され中を見ることができます。
約1㎞
SPOT 4
三面馬頭観世音菩薩像

旧軽井沢ロータリー内に建つ、丸彫りの三面六臂の馬頭観音。観音像の馬頭碑は大変珍しく、そのつくりもユニークです。1853年に軽井沢宿の6人が発願世話人となり、寄付を集って造られた像です。もともとは、二手橋近くに旅の安全を願って祀られましたが、その後祀る者が居なくなったため、大正時代に野沢源次郎によって保護され、さらに2018年に町によって現在地に移されました。旧軽井沢エリアのシンボル的な石仏です。
約3.3㎞
SPOT 5
旧雨宮邸、旧近衛文麿別荘(市村記念館)

軽井沢開発の先駆者、雨宮敬次郎邸(写真)と、大正時代3度首相になった近衛文麿の別荘が同じ敷地内に建つ場所です。近衛文麿別荘は市村今朝蔵・きよじ夫妻が譲り受けたものを、1997年市村家から町に寄贈され現在の土地に移築されました。邸内にはギャラリーなどもあり、展示会やドラマなどの撮影場所として使われることもあります。
約1.2㎞
SPOT 6
中軽井沢駅

軽井沢には中山道の宿場町が3つありました(浅間根越の三宿)。そのうちの一つ、沓掛宿があったエリアが現在の中軽井沢地区です。その中心に中軽井沢駅があります。駅には、図書館や観光案内所、会議スペースやレストランなどがあり普段から地域や観光客の皆さんが多く利用する場所です。冬になるとイルミネーションが駅全体に装飾され、見る人を魅了します。休憩スポットとしてご利用ください。
約1㎞
SPOT 7
湯川ふるさと公園

湯川岸沿い、約6haを整備した緑地公園です。軽井沢の中心地に位置する公園には、芝生や大型複合遊具、ドッグランやフットサルコートが整備されており、散策を楽しんだり、ワンちゃんとお散歩したりできる地域の憩いの空間です。
約5㎞
SPOT 8
軽井沢駅

GOAL
帰りは来た道を戻ります。
自転車走行距離:約14.6 km
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