夏に開催した「アートはサイエンス」に続き、再び美術と科学の結びつきを模索する展覧会です。
今回は二人のコンピューター画家を紹介!
絵を描くロボット「アーロン」を生んだ画家ハロルド・コーエン。1973年から42年間に渡る彼と「アーロン」の制作の軌跡を、Harold Cohen TrustとComputer History Museumの協力のもとに、アメリカから借用してきた絵画14点とその資料によって日本で初めて本格的に紹介します。
また、コンピューターが自動でイメージを生成するプログラム「ディープ・ドリーム」による作品を展示します。グーグルの研究員でもあるアーティスト、マイク・タイカが手がけました。ヒトの脳神経と同じ構造をもつ人工ニューラルネットワークが生み出す驚きの絵画世界。こちらも日本初の展示です。
他にも、放射能汚染という社会問題に正面から向き合って生まれたヤノベケンジの《アトム・スーツ・プロジェクト》(大阪府蔵)やジョン・ケージに始まるテクノロジーを応用して生まれた実験音楽、前回に引き続き不思議な宇宙へ誘う河口洋一郎のインスタレーション、daisy*による展示室いっぱいに広がる大パノラマ時代絵巻《麹町勝覧》などなど、さまざまな視点からの意欲的な作品をどうぞご覧ください。
2017年10月07日 – 2018年03月31日
軽井沢ニューアートミュージアム
第1~第6展示室(2階)
※詳細はページ下の観光施設情報へ
10月 – 3月 10:00~17:00
※入館は閉館30分前まで
毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
冬期休館:2018年1月16日(火)~23日(火)
一般 : 1,200円
65歳以上・高大生 : 900円
中・小生 : 600円
未就学児 : 無料
軽井沢ニューアートミュージアム
Tel. 0267-46-8691
学芸課