2024年5月4日(土)
開場:13時30分/開演:14時(リサイタル終了予定時刻:16時)
西澤 安澄 ピアノ|Azumi Nishizawa, Piano
ピアニスト・日本ファリャ友の会 会長
スペイン王立 カディス芸術アカデミー 準会員
桐朋学園女子高等学校音楽科を卒業、パリ地方国立音楽院でジャンマリー・コテのもとで研鑽を積み後ジュネーブ音楽院大学院にてドミニック・メルレの薫陶をうける。2002年に同音楽院の演奏家課程を満場一致の一等賞で卒業後、ファリャの音楽を研鑽するためスペイン・マドリッドへ拠点を移し世界各国で活発な演奏活動を開始。
日本でのコンサートツアーの他、世界の音楽祭や演奏会シリーズにも定期的に招待されている:ジュネーブ芸術協会の定期演奏会(スイス)、フランスショパン協会主催パリ・ショパン・フェスティバル、京都千夜一夜音楽祭、ヴィチェンツァ春の音楽祭(イタリア)、ロス・クラシコス・デ・ベラノ・エン・マドリッド(スペイン)、トーレシユダ音楽祭(スペイン)、エンクエントロス・ファリャ音楽祭(グラナダ スペイン)、ウベダ国際音楽舞踊フェスティバル(スペイン) 、ハエン音楽祭、その他。2008年京都清水寺でクラシック音楽の演奏会としては開帳後初めてコンサートを奉納、スペイン・グラナダのマヌエルデファリャ記念ホールの改装こけら落としの「ファリャ全曲リサイタル」、スペイン人俳優フアン・エチャノべの朗読によるロルカの詩とピアノのダイアログ「ロルカへのオマージュ」スペインツアー、日本の俳優榎木孝明との「アルハンブラの思い出」公演等さまざまなシーンにおいて活躍している。2010年6月に行ったローマでの演奏会はRAI(イタリア国営放送TV)とCANAL10に録画、繰り返し放映されるなど世界各国での活発な活動を評価され、2010年インターネット音楽祭国際親善賞を受賞した。
室内楽ではこれまでスイスロマンドオーケストラのトッププレーヤーで編成されたスイスロマンド・木管クインテットとの日本ツアー、アッサイ弦楽四重奏団、トランペット奏者のG・アルメイダとのデュオや、ヤマハ・アーティストとして、サックス奏者の須川展也と行ったヨーロッパの主要都市(パリ、ロンドン、マドリッド、ミラノ、ベルリン、ケルンその他)のコンサートツアー(2009年)など。時代楽器を使ったルネッサンス、バロック音楽の演奏にも興味を示しており、バロックフルート奏者のマリアノ・マルティンと共にグループ・エクストラヴァガンツァのコンサートプロジェクトにはチェンバロを用いてコラボレートしている。
「これまで発表したCDは『ファリャ ピアノ作品全集」(2010年verso)をスペインでリリース(レコード芸術準特選)を皮切りに、 2012年「ファリャ:ピアノ編曲全集」(レコード芸術特選盤)、2014年「アルベニス:組曲イベリア全集」(レコード芸術特選)、2019年「ドビュッシー・オマージュ」(レコード芸術準特選盤)、2021年「ベリッシモ」は13人のイタリア人作曲家のコンピレーションアルバム(レコード芸術特選盤)がある。
2003年、映画「福耳」(宮藤官九郎、田中邦衛主演)出演、演奏。2004年、上海師範大学非常勤教授。2006年よりヤマハ・スペイン・ポルトガル専属アーティストとして 各地でコンサート、マスタークラスを行っている。2022年、ファリャを中心とした欧州ラテン音楽の研究と普及を目的に、日本ファリャ友の会を創立。会長に就任。コンサートイマジン所属アーティスト。
公式サイト:www.azuminishizawa.com
- プログラム
アントニオ・ソレール:ソナタ ト短調
マヌエル・ブラスコ・デ・ネブラ:ソナタ 嬰へ短調
マルティネス・サンチェス・アルー:巡礼者