軽井沢では、キツネやテンなどの中型哺乳類やモグラ類、ネズミ類などの小型哺乳類の他、大型のツキノワグマ、ニホンカモシカ、ニホンジカ、イノシシと、本州の陸生大型哺乳類が全て生息している。これは、彼らが生きてゆける食べ物や住処がある、豊かな森が残されている証拠である。この豊かな環境を残してゆくためには、動物たちとの共存を考えてゆかなくてはならない。
希少な動物として、ニホンカモシカ(特別天然記念物)、ヤマネ(天然記念物、長野県/環境省準絶滅危惧)、オコジョ(長野県/環境省準絶滅危惧)、コウモリ類(ヤマコウモリ/絶滅危惧Ⅱ類、ウサギコウモリ/環境省絶滅危種Ⅱ類、長野県準絶滅危惧など)もいる。コウモリ類の生息については詳しい調査が必要である。
ニホンカモシカ(ウシ科)