軽井沢絵本の森美術館2024年秋冬展
秋と冬の絵本めぐり 紅葉が彩る秋 雪が白く染める冬 絵本が描く季節を楽しむ
10/18 Fri.~1/13 Mon.
絵本には、季節を題材とした絵本が数多くあります。その中から、「秋」と「冬」の絵本に注目します。
本展では、中秋の名月にちなんだ「月」や「雪」「クリスマス」など、それぞれの季節を象徴する小テーマに沿って、さまざまなイラストレーションを展示します。
たとえば、小テーマ「月」ではポーランドを代表する絵本作家スタシス・エイドリゲビチュスの『クレセント・ムーン』など、月がテーマの絵本原画を展示します。さらに、小テーマ「雪」では、M・ブーテ・ド・モンヴェルが手がけた、アナトール・フランスの短編「カトリーヌの日」の挿絵を紹介します。雪が降る春先の情景を感じることができます。
また、「サンタクロース」を描き続けた画家・小出真己の特集を行います。『サンタに恋して』(世界文化社、2007年)をはじめ、小出氏の手がけた絵本作品の原画を展示します。
代表画像 M・ブーテ・ド・モンヴェル画『わが子どもたち Nos Enfants』より「カトリーヌの日」(1887年)