軽井沢の地理風土
涼しくも厳しい気候・風土でもあった軽井沢。 交通の要所として切り開かれ、次第に人を癒す力を持った町として 様々な人に愛されてきました。

軽井沢の四季

軽井沢の四季の魅力

美しい自然に恵まれ、標高1000mの高原に広がる軽井沢は明治21年に初めて別荘が建てられて以来、国際的保健休養地として、全国有数のリゾート地として発展してきました。浅間山をはじめとする山岳、湖沼や滝などの自然、落ち着いたたたずまいの別荘地、周辺ののどかな山村など、軽井沢に居を構えた作家や画家たちが愛した風景は今も健在。四季折々に姿を変え、私たちを魅了しています。


軽井沢の春


<左:雲場池 / 右:ニリンソウ>

 標高が高く、夏も涼しい軽井沢だけに春はゆっくりです。東京などの都会より1ヶ月以上も遅く、ゴールデンウィークごろにようやく日だまりに野草が花を咲かせはじめます。このころの野山は全体に枯れ木立のようですが、里では木々の芽がほころびはじめており、その中に真っ白な花をいっぱいに着け、軽井沢の木でもあるコブシが点々と咲いて春の訪れを告げます。天気がよい日は暖かく、まだ避暑客はもちろん旅行者も少ない時期なので、静かなウォーキングを楽しむことができます。ただし、山に登るコースには雪が残っており、山に慣れた人向きです。
 5月もなかばを過ぎると木の芽が萌え出し、6月にかけてみずみずしい新緑が広がります。花の種類も多く、残雪をいただいた浅間山の眺めと相まって、軽井沢に住む人たちも「1年でいちばん美しい時期」というほど。ゴールデンウィークと夏休みの狭間の時期ということもあって、旅行者が意外に少ない、穴場の時期でもあります。
 里で新緑が広がるころには、山の上でも芽吹きが始まり、残雪も消えて、登山にも適したシーズンとなります。なお、毎年、4月下旬から6月下旬にかけて、軽井沢若葉まつりが開催され、ハイキングイベントなどが行われますので、旅行の計画を立てる前にチェックされるのもよいでしょう。


軽井沢の夏


<左:高原ムードが漂うシラカバ林 / 右:清涼感に包まれる白糸の滝>

 文字どおり暑さを避け、軽井沢の冷涼な気候にさわやかな夏を過ごす避暑のシーズンです。7月に入ると大学など夏休みに入る学校もあり、人出が多くなってきます。下旬には梅雨が明け、小中学校なども夏休みとなり、避暑客もさらに増えて、軽井沢が最もにぎわいを見せ、活気あふれる時期となります。この時期しか営業しない美術館や資料館、ショップなどもありますので、そうした見どころを回りたい人にもうってつけです。
 夏はお祭りの季節でもあります。7月の下旬、しなの追分馬子唄道中が行われるのを皮切りに、町内各地でお祭りや花火大会が開かれ、夏の風情を楽しめます。
 7〜8月は、気候が温暖で日が長いので、ビギナーもより安心してハイキングや登山を楽しめます。自然の中を歩く人も一年で最も多いですが、市街地よりずっと人出が少ないので、静かに歩きたい人にもおすすめです。日中、市街地では汗ばむほどの陽気の日でも、標高が高い山の上や清流沿いのハイキングなどは暑さ知らず。さわやかな1日を過ごせます。ただし、昼間は気温が高くても、朝夕は冷えこむことも多いので、特に山を歩く人は長袖のシャツなども用意していきましょう。


軽井沢の秋


<左:田園が広がる軽井沢南地区から見える浅間山は雄大 / 右:旧碓氷峠の見晴台は夕日がきれい>

 9月に入ると人出も少なくなり、軽井沢の町も落ち着きを取り戻します。山の上では9月なかばになると木々が色づきはじめ、例年、10月中旬ごろに最盛期を迎えます。カエデ類など真紅に色づく木、カバ類など黄色くなる木など色とりどりの紅葉の中にモミなど常緑の木が点々と混じった山肌の紅葉は、豪華な織物のような美しさ。中腹や市街地周辺に広がるカラマツ林は少し遅く、10月下旬ごろに黄葉します。紅葉のころは秋晴れで空気が澄み、遠くまで見えることが多いのも、この季節ならではの楽しみです。
 山を下りてきた紅葉が里で盛りとなるのは10月下旬ごろ。11月に入ると紅葉は盛りを過ぎてしまいますが、カラマツの黄葉はまだ見られます。また、晩秋に入り、葉を落とした枝越しに山々と青空を眺めながら歩くのも楽しいものです。9月下旬から11月上旬には、軽井沢紅葉まつりが開催され、春の若葉まつり同様、ハイキングイベントなどに参加したり、観覧したりできます。


軽井沢の冬


<左:夏はにぎやかな雲場池もひっそり静か / 右:旧軽井沢の聖パウロ教会>

 都会では秋たけなわの11月なかばには、すっかり木々の葉が落ち、浅間山の雪冠も見れて、初冬の趣となります。平年で11月末ごろ、里にも初雪が舞います。同じころ軽井沢ウィンターフェスティバルがはじまり、2月中旬までイルミネーション、ウィンタースポーツの大会などが次々に開かれます。
 新年になって、里の雪も根雪になるころには建物や木々が雪化粧したり、霧氷を着けたり、他の季節にはない表情を見せてくれます。天候は比較的安定しており、浅間山の銀嶺を眺めたり、雲場池や野鳥の森でバードウォッチングを楽しむのも冬ならではの楽しみです。山のコースは冬山となり一般向きではありませんが、郊外のウォーキングも雪道を歩く場合があります。除雪された市街地も凍結で滑りやすい場合もありますので、事前に状況をお問い合わせいただくか、万全な雪道対策をしてお出かけください。

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